『不満買取センター』とはAIベンチャー株式会社Insight Tech(インサイトテック)が運営しているサービスです。
その名の通り、日々の不満を買い取ってくれるサービスです。
不満を買い取ってくれるなんて画期的ですよね。
貯めたポイントは500ポイントからAmazonギフト券に交換することができます。
実際に1ヶ月間不満を書き、獲得したポイント結果はこちらの記事をお読みください。
Contents
不満買取センターの仕組みは?
愚痴や不満を言うだけでなぜお金がもらえるのか、その仕組みを解説します。
まず、不満買取センターのアプリを通じ運営会社のInsight Techには2つの収入源があります。
メモ
①アプリの広告収入
②溜まった不満を『消費者の声』として企業に販売
①不満買取センターアプリの広告収入
不満買取センターはアプリやウェブサイトです。
掲載されている広告からの広告収入があります。
②溜まった不満を『消費者の声』として企業に販売
もう1つの収入源は、溜まった不満を『消費者の声』として企業に販売することです。
実は溜まった不満というのは企業にとっての財産なのです。
色々な企業は商品・サービス開発や商品改良にあたり『消費者の声』を集めています。
それは不満などから新たなニーズが発見でき、新たなサービスが生まれたり商品改良につながるからです。
通常『消費者の声』はアンケートやインタビューなど調査を通じて得るのですが、そういった調査では本音が出てきづらいデメリットがあります。
普段マーケティングをやっている人間からすると画期的なサービスで、
調査などからでは出てこないリアルな声が集まるのは本当にありがたいです。
…
と、ちょっとマーケッター熱が上がってしまいますが、今後注目されるサービスの1つではと思っています。
早く株式公開しないかな。
不満買取センターのポイントの貯め方
ここからは不満買取センターのポイントの貯め方について解説します。
Step1:不満買取センターのアカウントを作成
まずは『不満買取センター』でアカウントを作ります。
不満買取センターにはPCとスマホどちらからもアクセス可能です。
スマホではアプリのダウンロードが便利です。
Step2:256字以内で日々の不満を投稿
アカウントを作ったら、次は日々のモヤモヤや不満を256文字以内でぶちまけるだけです!
不満を登録すると、不満内容をAIがジャッジして1~10ポイント(1ポイント=1円)で買い取ってくれます。
メモ
●不満の登録は1日10個まで(カウンターは毎日0時にリセットされます)
●1不満1~10ポイント(1ポイント=1円)
つまり、
1日10個不満を登録すると、
1日で最低10ポイント、最高100ポイント貯めることができます。
不満の投稿方法
不満買取センターでは、1つの投稿に1つの不満を入力することができます。
複数の不満は分けるようにします。
原則、不満は「正確・簡潔」「1投稿、1不満」で記載します。
実例で良い例と悪い例が以下の通り紹介されています。
○ よい例
https://app.fumankaitori.com/#/howto
「折り畳み傘が畳みにくいことが不満。屋根のある所に入ったらすぐに畳んでしまいたいのにきれいに畳むのに時間がかかる。」
✕ 悪い例
「折り畳み傘は畳みにくいのに高くてデザインも悪い、しかも近所ではなかなか売っていないのでさらに不満。
悪い例の内容には不満が複数あるので、分けた場合には以下のようになります。
ポイント
●折り畳み傘は畳みにくい
●折り畳み傘は高い
●折り畳み傘はデザインが悪い
●折り畳み傘は近所ではなかなか売っていない
しかし、このままでは高得点を獲得するのは難しいでしょう。
次に高得点を獲得できる書き方のコツを紹介します。
高得点を獲得する書き方のコツ
これはテレビで紹介された時、インサイトテック社の方が話していた内容です。
不満だけに留まらず、もしご自身の中で「もっとこうすればいいのに」という解決策やポイントがあれば併せて記載したほうがいいとのことです。
例えば、
新幹線の座席についているテーブルはつるつる滑ってお弁当が落ちてしまう、
という不満があったとします。
その場合は、
テーブルにお弁当用のくぼみを作る、
などの解決策を書いてみるといいとのこと。
先の折り畳み傘の例に戻りましょう。当初の不満は以下の4つでした。
ポイント
①折り畳み傘は畳みにくい
②折り畳み傘は高い
③折り畳み傘はデザインが悪い
④折り畳み傘は近所ではなかなか売っていない
高ポイントにするためには解決策を併せて記載すれば良いとのことなので、以下のように書き換えることができます。
ポイント
①折り畳み傘は畳みにくい。ワンタッチでたためるような折り畳み傘を販売してほしい
②折り畳み傘は高い。価格を安くするか、価格を抑えた商品を発売してほしい
③折り畳み傘はデザインが悪い。もっとスタイリッシュな折り畳み傘を発売してほしい。
④折り畳み傘は近所ではなかなか売っていない。取り扱い店舗を増やしてほしい。
このような形で、不満と解決策を提示することで高ポイントが狙いやすくなります。
ポイント
折り畳み傘は畳みにくい。ワンタッチでたためるような折り畳み傘を販売してほしい
不満 + 解決策
不満買取センターで不満を買い取ってもらってみた
不満買取センターで1か月間毎日10個買い取ってもらった結果発表!いくらのアマゾンギフトが手に入った&実際にアマギフもらってみた
実際に不満を買い取ってもらいました。
初日は5個登録しました。
結果は…
30ポイントゲット
できました!
内訳は
5ポイント×2
6ポイント×2
8ポイント×1 でした。
どうやらなかなか10ポイント獲得するのは難しいですが、
改善点や解決策を記載していれば、そこそこの点数はもらえるようです。
実際に9ポイントもらえた投稿は、なんと『不満買取センター』への不満です。笑
『昔の不満を遡ってると時々さっき見たものが表示されるバグがある。直してほしいです。』
ちなみに256文字入力できますが上記のような短いもの(40文字でした)でも高ポイントもらえるので内容がしっかりしていれば恐らく文字数は関係ないようです。
実際に10ポイント獲得できた不満
『〇〇社の車のドアのチャイルドロックがかからないので直してほしい』
もはや不満ではない気もしますが。。。
実際にこの投稿は10ポイントいただけました。
買い取ってもらいたい不満がない!そんな時は
そもそも買い取ってもらいたい不満がない!
不満がない時でも高ポイントできるコツがあるのでご紹介します。
それは不定期で行われているキャンペーンに参加することです。
キャンペーンでは選択式のもの、文字を入力する必要があるもの等さまざまですが、高ポイントが付与される可能性があります。
文字入力が苦手な人は選択式のキャンペーンに参加するだけでもおすすめです。
以下に私の実績を公開します。
1回のアンケートで18ポイント付与されておりますし、1度のアンケートで10ポイント以上付与されることも多々あります。
ただしアンケートは不定期で実施されています。こまめに不満買取センターのアプリやウェブサイトでチェックすることをおすすめします。
まとめ
実際にやってみると解決策などを考えてみたり意外と頭のトレーニングにもなって、良かったなと思いました。
自分の不満がいくらなのかの査定も面白いので暫く続けてみようと思います。
以下記事のまとめです。
まとめ
✓ 『不満買取センター』とは日々の不満を買い取ってくれるサービス
✓ 1日10個まで不満を言うことができ、1不満1~10ポイントで買い取ってくれる
✓ 不満は「正確・簡潔」「1投稿、1不満」で記載
✓ 「もっとこうすればいい」という解決策があれば併せて記載すると高ポイントになる可能性が高い
✓ 文字数はポイントに関係ないので短いものでも質の良い不満であれば高ポイントで買い取ってくれる